To: sg-l__AT__yukawa.kyoto-u.ac.jp Date: Tue, 13 Sep 2011 18:17:49 +0900 From: Hiroaki NAKANO Subject: [sg-l 6668] 基研研究会「量子多体系のエンタングルメントとくりこみ群」 素粒子論グループの皆様 依頼により、代理投稿いたします。 新潟大 中野 -------------------------------------------------------- 新潟大の奥西です。 12月14日(水)-16日(金)に京大の基研であります研究会 「量子多体系のエンタングルメントとくりこみ群」 の案内です。 http://quattro.phys.sci.kobe-u.ac.jp/dmrg/Kyoto2011/entangRG_j.html さいきん、AdS/CFTやホログラフィックエンタングルメントエントロピーなど、 物性・統計力学と素粒子分野の接点が話題にのぼることが増えてきていますが、 お互いの分野の交流と相互理解をめざして、基研研究会を開催することになり ました。第一人者による入門的な講演も予定しておりますので、興味のある方 は分野にはこだわらず是非ご参加下さい。 ■「量子多体系のエンタングルメントとくりこみ群」 ■ 日時:2011年12月14日(水)-16日(金) ■ 場所:京都大学 基礎物理学研究所 K206 ■ 発表申し込み受付期間:2011年10月16日 ■ 旅費の補助および北白川宿舎の用意はありますが、限りがありますので   ご希望にそえない場合もあります。 ■ テーマ  - 行列/テンソル積状態と密度行列くりこみ群、エンタングルメントくりこみ群の発展  - 低次元量子多体系のエンタングルメント  - AdS/CFT対応とエンタングルメントエントロピー  - 実空間くりこみ群と空間変調  - 情報圧縮とスケール性  - 上記のテーマの相互の関係性    ■ 招待講演者   桂法称(学習院大理)   高柳匡(東大IPMU)   中村真(京大理)   松枝宏明(仙台高専)   西野友年(神戸大理) ■ 世話人   奥西 巧一 (新潟大学)   遠山 貴巳 (京都大学)   戸塚 圭介 (京都大学)   西野 友年 (神戸大学)   原田 健自 (京都大学)   引原 俊哉 (群馬大学)   松枝 宏明 (仙台高専) 世話人は数値くりこみ群関係者がメインですが、物性に限定せず、素粒子や 量子情報などの広い分野からの参加も集め、活発な議論ができればと考えて おります。 ■ 趣旨  低次元量子多体系の数値くりこみ群は、密度行列くりこみ群、テンソルネット ワーク形式の変分などを経て大きな広がりを見せてきた。一方、AdS/CFT 対応や ホログラフィーのように、場の理論のエンタングルメントと拡張された時空での 重力理論との対応関係が注目されてきたが、最近では物性でも盛んに議論される ようになっている。また、格子模型の相互作用定数を曲がった空間に見立てて空 間変調し、数値計算のエネルギースケールをコントロールしようという試みも始 まっている。拡張時空でのスケール性とエンタングルメント、そしてくりこみ群 は数値計算や場の理論に共通の量子多体問題の基本である。国内の研究者が集ま ることができる研究会を開き、それぞれの分野での現状と問題点を共有し、相互 の関係性を整理して議論することは今後の基礎、応用の両面の展開にとって大い に意義のあることだと考えられる。