<<<「@」を「__AT__」に置き換えています>>> Date: Sun, 23 Aug 2015 22:07:21 -0700 From: Hirosi Ooguri To: sg-l__AT__yukawa.kyoto-u.ac.jp Subject: [Sg-l:1351] 新学術領域「加速宇宙」発足シンポジウム(1st circular) 皆様 (重複して受け取られる方はご容赦ください) 本年度から採択された新学術領域研究「なぜ宇宙は加速するのか? - 徹底的究明と将来への挑戦 -」(代表:村山斉)の立ち上げシンポジウムを開催します。領域の紹介だけでなく、本領域の関係する一般講演も受け付けます。公募研究の機会もありますので、祝日中で申し訳ありませんが、多くの方の参加をお待ちしております。参加登録を http://indico.ipmu.jp/indico/conferenceDisplay.py?confId=75 からお願いします。 村山斉(カブリIPMU) (代理投稿:大栗博司) ***** 本年7月に文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究 「なぜ宇宙は加速するのか? - 徹底的究明と将来への挑戦 -」(略称:加速宇宙) 領域代表: 村山斉(Kavli IPMU) 研究期間: 平成27年度〜平成31年度 領域web : http://acceleration.ipmu.jp (予定) が採択されました。 この新学術領域の立ち上げシンポジウムを次の通り開催します。 日時:2015年9月20日(日)− 21日(月) (祝日の中日で申し訳ありません) 9/20 11時開始、9/21終日(午後5時までには終了) 場所:カブリ数物連携宇宙研究機構1F レクチャーホール ( http://www.ipmu.jp/jp/ ) 登録:http://indico.ipmu.jp/indico/conferenceDisplay.py?confId=75 (言語は英語あるいは日本語を予定しています) 趣旨 重力は引力であるため、宇宙の膨張は引きとめられ、減速するはずである。しかし 現在の宇宙が加速膨張していること、そして宇宙初期にもインフレーションという 加速膨張の時期があったことが、観測的に非常に確からしいことが分かってきた。 いったい何が宇宙膨張を「後押し」し加速させているのか、その物理機構は分かっ ていない。「押す」力が必要である。本新学術領域研究では、宇宙膨張の加速の原 因を究明、また加速膨張に逆らって銀河・銀河団などの宇宙の構造の形成を引き起 こすダークマターとの引力のせめぎ合いを理解することを目的とする。この目的の 下、この加速宇宙の物理を徹底的に究明するため、インフレーションによる加速 (A01)、ダークマターによる減速 (A02)、ダークエネルギーによる加速 (A03)という3つの三つの宇宙膨張の時期を、宇宙背景放射CMB (B01)、銀河イメージング (B02)、銀河分光 (B03)、宇宙膨張の直接測定 (B04 )の四つの手法でアプローチし、そのデータを究極物理解析 (D01)で統一的に読み解き、究極理論 (C01) と結びつける計画研究を遂行する。 公募研究については、宇宙の進化と構造に関して、理論・数値的な研究、実験・観 測的な研究、あるいは理論・実験・観測をまたぐ研究を求めます。特に、各計画研究 (A01 - 03, B01 - 04, C01, D01)に特化した提案、幾つかの計画研究にまたがる提案、萌芽的な理論・実験・観測のアイデアや、分野横断的な研究、本領域の計画研究と相補的なテーマを歓迎する予定です。(文部科学省からの情報によると、公募研究の詳細については9月初旬に公開される予定です) 本シンポジウムでは、代表者および領域内の研究者が領域の趣旨および各研究計画 の目的・内容・背景を詳しく紹介するとともに、公募研究の役割と期待される内容 について説明します。公募研究への応募を予定されている方は是非、ご出席くださ るようにお願いします。また、一般講演も募集しますので、この機会に本領域に関 連するご自身の研究の宣伝にお使いください。若手研究者への旅費援助も用意して ありますが、財源には限りがありますので、お早めに申し込みをお願いします。 (*) 領域の9つの計画研究と代表者を以下に示します: ●計画研究A01 代表者:佐々木節(京都大学基礎物理学研究所) 課題名:インフレーション宇宙のメカニズムとその物理の多角的検証 ●計画研究A02 代表者:高橋史宜(東北大学) 課題名:宇宙の揺らぎと構造の進化、その背後にある物理の究明 ●計画研究A03 代表者:杉山直(名古屋大学) 課題名:ダークエネルギーの理論モデル構築とその観測的検証 ●計画研究B01 代表者:羽澄昌史(高エネルギー加速器研究機構) 課題名:宇宙マイクロ波背景放射の広天域観測で探る加速宇宙と大規模構造 ●計画研究B02 代表者:宮崎聡(国立天文台) 課題名:広天域深宇宙のイメージングによる加速宇宙の暗黒成分の研究 ●計画研究B03 代表者:高田昌広(カブリIPMU) 課題名:広天域銀河分光サーベイによる加速宇宙の究明 ●計画研究B04 代表者:臼田知史 (国立天文台) 課題名:次世代超大型光学赤外線望遠鏡TMTと高分散分光器による宇宙の加速膨張の直接検証 ●計画研究C01 代表者:大栗博司 (Caltech/カブリIPMU) 課題名:究極理論からの加速宇宙の解明 ●計画研究D01 代表者:小松英一郎 (MPA/カブリIPMU) 課題名:多波長宇宙論データを用いた究極的物理解析ツールの開発 Hirosi Ooguri http://ooguri.caltech.edu Fred Kavli Professor of Theoretical Physics and Mathematics Director of the Walter Burke Institute for Theoretical Physics California Institute of Technology Principal Investigator Kavli Institute for the Physics and Mathematics of the Universe The University of Tokyo