タイトル: 量子可積分系と弦理論の幾何学 アブストラクト: 戸田格子を含む一連の量子可積分系が、弦理論および超対称ゲージ理論と 興味深い関係を持つことを紹介したい。この関係の帰結として、可積分系の固有値問題が (トポロジカルな)弦理論の幾何学的不変量によって決定される。弦理論の言葉では、 固有値を決定する方程式(量子化条件)は、模型に依らずほぼ普遍的な形で書くことが出来る。