タイトル:
Conformal blocks from Wilson lines with loop corrections

アブストラクト:
ゲージ/重力対応を利用することで、解析が困難な量子重力をより定義されて
いる共形場理論から原理的には理解できる。ここでは簡単な例として、3次元
反ド・ジッター空間上の重力理論を取り扱う。この理論には、Wilsonラインと
呼ばれる演算子が存在し、それを利用して対応する2次元共形場理論の物理量
が計算できる。ただし、量子補正の計算の際に無限大が生じ、先行研究ではそ
の取り扱いが不十分であった。無限大の取り扱いが量子重力の最大の問題点で
もある。ここでは、対応する共形場理論の無矛盾性を利用することで、量子重
力における無限大の取り扱いを決定する。開発した処方箋を用い、重力理論か
ら共形場理論の物理量を計算する。時間があれば、高階スピン重力理論や超重
力理論への拡張についても触れたい。