タイトル: Rectangular W-algebras and dual coset CFTs アブストラクト: 高階スピンの理論はMaxwell理論や重力理論を自然に一般化したものである。超弦理論 では高いスピンの場が多く含まれており、特定の低エネルギー極限においてこのような 理論と関係していると信じられている。この際、通常の高階スピン理論では超弦理論に 現れる自由度を説明することができないため、ある種の拡張が必要になる。そこで注目 されているのが行列化した高階スピン理論であり、複合演算子を用いて超弦理論の全状 態が記述できると期待されている。また、高階スピン理論はAdS/CFT対応が構成できる ことが知られており、特に3次元のモデルなら双対な2次元CFTの大きな対称性を用いた 解析が可能である。 このセミナーでは、行列化した3次元高階スピン理論の漸近対称性である、rectangular W代数と呼ばれる代数と対応するコセット模型について説明した後、我々の研究を紹介 したい。