タイトル:
Generalized Higgs Effective Field Theory

アブストラクト:
本講演では、対称性の自発的破れ現象を記述する"非線形シグマ模型"の構成方法を応用
し、電弱対称性の自発的破れ現象を記述する有効理論(ヒッグス場有効理論)を構成する。
この有効理論では、ヒッグス粒子の相互作用の構造が非線形シグマ模型の内部空間の
構造(幾何や対称性)によって特徴付けられ、その構造の詳細は電弱ゲージボソンやヒッ
グス粒子の精密測定実験によって決定することができる。本講演では、まず、125GeV
ヒッグス粒子に関する実験結果や、LEP実験における電弱精密測定の結果を振り返り、
それらが標準模型を超える、拡張ヒッグスセクターに対してどのような制限を与えてい
るかを整理する。また、それらの実験事実を踏まえ、これまでの実験結果と無矛盾かつ、
将来実験によって検証可能な拡張ヒッグスセクターの可能性について議論する。
(参考:arXiv:1904.07618)