タイトル:
Anomaly and Superconnection

アブストラクト:
時空に依存した質量を持つフェルミオンのアノマリーについて調べた。特に、偶
数次元でU(N)×U(N)のカイラル対称性、奇数次元でU(N)のフレーバー対称性を持
つ場合に注目し、藤川の手法を用いてアノマリーを計算した。その結果、これら
のアノマリーが「superconnection」という数学で知られている道具を用いて綺
麗に書けることを示す。
この「時空に依存した質量」を持つ系は様々な応用が考えられる。特に、質量を
用いて境界がある系を実現することが可能であり、そのような系のアノマリーや
指数定理について調べた。
今回調べたアノマリーは、実は弦理論における対応物を考えることが可能であ
る。この場の理論に対応する系を、Dブレーンを用いて実現する手法についても
紹介する。
このトークは、杉本氏(基研)との共同研究である[arXiv:2106.01591]に基づく。