スピーカー:竹内 万記 (神戸大D3) タイトル:標準模型の謎と余剰次元模型 アブストラクト: 標準模型は2012年ヒッグス粒子の発見とともに大きな成功をおさめましたが、 未だ説明できない現象が数多く残されています。その一つに、クォーク・レプトン は質量のみが異なり、スピンや電荷が全く同じコピーが3つ存在するという世代数 問題があります。この3世代は偶然でしょうか、それとも必然でしょうか? 標準模型ではなぜ3世代であるかを説明することはできません。一方で、この世代数を 説明しうるのが余剰次元模型です。余剰次元模型において世代数は余剰次元の幾何と 結びつきます。つまり世代数は余剰次元の幾何という物理的意味を持ちます。 今回のセミナーでは一様磁場のかかったT^2/Z_N orbifold模型という余剰次元模型 における世代数構造についてお話しします。