日本語文字列を使うためには、2つの方法がある。
プログラミング環境にpipを使ってインストールし、コードにインポートする。
import matplotlib.pyplot as plt import japanize_matplotlib
とすると、日本語文字列が使えるようになる(おそらくIPAフォントが設定されている)。個別にフォントの種類を設定したい場合は、上の「フォント指定する」と同様にすればよい。
plt.xlabel('質量 [kg]') plt.ylabel('頻度/kg', fontname='MS Gothic')
pipを使ってライブラリをインストールする。
Successfully installed japanize-matplotlib-...とメッセージが出ればインストールできている。
pipを使ってライブラリをインストールする。pipの前に!をつける。
!pip install japanize-matplotlib
成功すると、
となるはず。
Anaconda-Navigatorから「Environment」→「base(root)の右にある実行ボタン」→「Open Terminal」を選ぶとターミナルウインドウが開く。
以下のコマンドを入力しjapanize-matplotlibライブラリをインストールする。Windows,macOSでプロンプトは違うが同じコマンドを入力する。condaコマンドでインストールできないので、pipを用いる。
(base) C:\Users\WDAGUtilityAccount> pip install japanize-matplotlib
(base) hasegaw-iMac:~ hasegawa$ conda install japanize-matplotlib少しして、
Proceed ([y]/n)?と出るので、「y」を入力しエンターを押す。インストールが終了したら、ターミナルを閉じる。
(base) C:\Users\WDAGUtilityAccount> exit
Pythonのコードで、以下のようにフォントを設定する。
Windowsでは、
import matplotlib.pyplot as plt plt.rcParams['font.family'] = 'MS Gothic'
とすると、一括して日本語文字列をMS Gothicで表示してくれる。タイトル文字、軸のラベル、凡例など、個別にフォントの種類を設定することもできる。例えば、
plt.xlabel('質量 [kg]', fontname='MS Gothic')
とすればよい。
使っているプログラミング環境によっては、MS Gothicフォントを持たない場合(例えば、macOSやLinuxの場合)があり、その場合表示できなくなる。つまり、コードの互換性が低くなる。PCがどのようなフォントを持っているかを調べるには、
import matplotlib.font_manager print([f.name for f in matplotlib.font_manager.fontManager.ttflist])
を実行する。
Google ColabのPythonでは日本語フォントが入っていないので、日本語フォント(IPAゴシック)のインストールを行い、キャッシュをクリアする。
!apt-get -y install fonts-ipafont-gothic !rm /root/.cache/matplotlib/fontlist-v310.json
Pythonのコードで、
import matplotlib.pyplot as plt plt.rcParams['font.family'] = 'IPAGothic"
とすればよい。